コヤチ日記

ホストクラブグループの社長が全てのお店を閉めて廃業し、30代にして初めての就活を行い、就職をして、再度起業するまでのお話。コヤチ日記第2章。

コヤチの面接

初めての就活で、面接を受けに行ってん。

 

俺はそれまで10年間もお店を経営してきたから、面接をする側はもちろん何度もあってん。

 

コヤチ「はぁ?書いてる時給なんて嘘に決まってるやろうが!世の中を舐めてんのか!まぁいいわ。お前にそれだけの価値があるのか?お前がそれだけの利益をお店にもたらすなら、書いてある通りというか、それ以上の時給を支払ってやる。それだけのことや。」

 

ホンマにわけのわからんことを言っててん。

 

そして今度は自分が面接される側。

 

数々の面接を行ってきた俺の経験からして、大切なことはただ1つ。

 

 

 

 

 

舐められたらあかん。

 

 

 

 

所詮この世は弱肉強食。

 

俺のほうが凄いぞってことをアピールするのが面接の場。

 

これが本当に30過ぎた奴の思考回路なのか?

 

ヤンキーの学生やん。

 

でもその時は本気でそう思っていて、全身ブランド物でチャラチャラしながら面接に行ってん。

 

まずは大阪の南森町にある企業の面接。

 

採用専門のプロフェッショナルなおじいさんが現れて、終始ニコニコ、俺の身なりには一切触れることなく、淡々と質疑応答を繰り返し、面接終了。

 

次に行ったのは、京都の烏丸にある企業。

 

そこにも採用専門の人がおられ、年齢は俺の2つ上、こちらは俺の身なりや経歴に驚いておられ、どちらかと言うと目を輝かせながらいろいろ聞かれてん。

 

そして帰り際に「是非あなたと一緒に働きたいです!他の人間が何を言おうと無理矢理にでも合格させますので、宜しくお願い致します!」と言われてん。

 

なんでかわからんけど、めっちゃ好印象。

 

結果はどちらも1次面接合格。

 

でも俺は悩むことなく烏丸の企業1本に絞ってん。

 

だって働きやすそうやん?

 

俺、チヤホヤされるん大好きやん?

 

だから南森町の企業は断って、烏丸の企業の2次面接へ行ったわ。

 

でもな

 

今現在採用コンサルタントとなって他社様の面接代行までしている面接のプロ中のプロの俺が言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな全身ブランド物のチャラチャラした奴が面接に来たら、落とすどころか面接すらせずに即帰すわ。

 

 

 

 

 

いや、例えバイトの面接でもどうかと思うのに、これ、中途社員採用の面接やで?

 

そんな格好で行った俺もヤバいけど、それを受からせた2社の採用担当もなかなかヤバいぞ。